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コロナの影響による結婚式の延期

恐れていたことですが、コロナウィルスの影響で結婚式の延期が相次いでいます。
特に3月の予約が毎日のようにキャンセルまたは延期になって行きます。
間近に迫って招待状も発送しているはずの結婚式をキャンセルしてしまうことは考えにくいのですが
いつに延期すれば世の中が治っているのか、今は読めないのだと思います。

あと数十日のところで、決行すべきか、延期すべきかの決断はお二人にとってもご家族にとっても
大きなストレスに違いありません。
意見の食い違いも起こるかもしれません。
延期の理由はやはりお招きするお客様に何かあっては・・・というところでしょう。

コロナの影響による結婚式の延期

延期にはいくつかのリスクがあります。

まず、経費的な問題。
延期の時期によってはキャンセル料がかかるのはもちろん
延期のお知らせや再度のご案内は人数が多ければ多いほど大変です。
会場や衣裳などのアイテムにまつわるキャンセルは、法的には完全に「お客様都合」なので
原則としてはキャンセル料は払わなければなりません。

キャンセルではなく、延期だから、という理屈は、アイテムによっては通りません。
特に人材に関するサービスは、その日のためにスケジュールを開けていた人を飛ばすことになるので
延期=キャンセルなのです。

次に、日程が変わることによって、来れなくなるお客様がいることも考えなければいけません。
それが会社の上司やお世話になった先輩など、外せない相手ならなおさら困ります。
そもそも最初に日程を決める時に、気を使って打診したことを繰り返すしかありません。

それから、後は季節感。
春の挙式だから選んだドレスが冬に似合うのか・・・
春だからこそ選んだあの料理は夏にも選べるのか・・・
オリンピックを意識して作成したオープニングムービーが色あせてしまう・・・
会場の花とテーブルクロスの組み合わせは秋なら全く違う話になる・・・
これは大変です。(涙)

コロナの影響による結婚式の延期

まだあります。
最高の吉日の良い時間を確保できたのに、今からでは同じ会場が開くのはずっと先しかない・・・

3月に挙式をしてその後ハネムーンを予約していたのに、また一から予約取り直し。

大好きなプランナーさんが3月末で退職しちゃうので、担当が変わってしまう・・・

それでもエイヤっで延期して、1週間ほどで沈静化してきたら、どんなに後悔するだろう・・・

ドレスのために5kgも痩せたのに、このダイエットをあと半年延長しなければいけないの・・・

延期している間に彼と喧嘩しちゃったらどうしよう・・・

などという人たちの大変さをお察しします。

コロナの影響による結婚式の延期

色々考えると本当に大変ですね。

しかしモノは考えようで、「結婚準備」「婚約期間」を楽しむ時間が増えた、と思うのがベスト。
結婚式が人生最大の喜びであるならば
そのプレ期間は期待と夢に溢れた楽しい日々なのです。
旅行の決まっている二人は先に旅行を済ませて、報告パーティにするもよし、
新居を借りてしまったのなら、入居を済ませて二人でじっくり準備の話し合いをするもよし。
ウィルスが与えてくれたまたとないチャンスと前向きに捉えるのが良いかと・・・。

他人事だと思ってそんな風に・・・と思われるかもしれませんが、
後で振り返れば笑い話になるように、ポジティブにお過ごしいただけるようお祈りします。

私たち挙式を担当する者は、この間にスキルをより磨き、
待ち焦がれたお二人の幸せな日を素敵に演出できるように頑張ります。

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